コレステロールの新しい検査値「LH比」(HL比)に注目
夫:「Dr.総コレステロール先生!昨日(2009年9月6日)に放送された、テレビ番組「奇跡の生還スペシャル~コレステロールLH比に注意!~」を見ていたのですが、動脈硬化症になりやすいかどうかについての目安となる、総コレステロールの「LH比」(HL比)の説明があったのですが、あれはいったいなんですか?」
Dr.総コレステロール先生:「実は私もそのコレステロールの「LH比」についてのテレビ番組を見ていました。実は最近、総コレステロールの値や、LDL悪玉、HDL善玉コレステロールの値だけでなく、それらの比率「LH比」にが注目されるようになりました。というのは実際の発症例で、心筋梗塞を発症した人の4割が、LDLコレステロール(悪玉)値が基準値内であったからです。」
「LH比は」これからの診断の目安(指標)になるかも
これまで、総コレステロール値を指標にして、動脈硬化症ひいては心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病のリスクがどれほどあるかを指摘していました。
総コレステロールだけでなく、さらに詳しく、悪玉コレステロールに重きが置かれるようになり、悪玉コレステロールがどれほど高いかで、将来の生活習慣病のリスクをある程度判断するようになりました。加えて、善玉コレステロールの方も低いなら、さらに動脈硬化になりやすいこともわかってきました。
このサイトでは、これまでのコレステロールの考え方を中心に情報をお伝えしてきましたが、新しい目安となりうるものが分かってきたことをお伝えします。それは、コレステロールのLH比という新たな指標です。
LH比とは?
上記のように、悪玉コレステロール(LDL)が高いほど、また善玉コレステロール(HLD)が低いほど、動脈硬化になりやすいことが知られていますが、それを同時に示す指標であるLH比を具体的な指標にする考え方が生まれました。
LH比の計算法
LH比 = LDLコレステロール(悪玉) ÷ HDLコレステロール(善玉)
この値が1.5以下にすることが推奨されています。たとえば、LDLが120で、HDLが50なら、LH比が2.4で目安となる1.5を超えており注意ゾーンに入ります。
このLH比値が1.5以下にすることが推奨されています。つまり、LDLコレステロール(悪玉)をいかに下げ、HDLコレステロール(善玉)をできるだけ上げるかが課題となるのです。
LH比改善策
番組でもあったように、このHL比をいかに1.5以下に抑えるかが、総コレステロールによる生活習慣病のリスクを少なくするかのカギであるのです。そのために、このサイトで何度も主張しているように、食習慣改善と運動療法の習慣化によってコレステロール値をコントロールしてゆかねばならないのです。